少し前の話になるが、9月初旬にグンマーに1泊2日の旅行に行って来た。
訪れた場所は下記2か所である。
②草津温泉
読者諸君もグンマーの地理について十分な知識をお持ちではないと思う。
①の富岡製糸場は、グンマーの南部にあり、②の草津温泉はグンマーの北西部にある。
今回は、先に富岡製糸場に訪れて、草津温泉に宿泊する行程を採択した。
富岡製糸場と言えば、小学生~高校生の間に日本史を学習をした人であれば、1度は耳にしたことがある程有名な場所である。
そして、2014年度に富岡製糸場が世界遺産に登録されたことによって、今までよりも急速に注目が集まっている場所でもある。
(富岡製糸場公式サイトからの引用 https://www.tomioka-silk.jp/hp/nyujosya/index.htm)
このような背景もあり、実績解除の名目で富岡製糸場に行くことにした。
まず富岡製糸場へのアクセスの仕方であるが、電車のみで行くことが可能である。
JR前橋駅で上信電鉄に乗り換えて、上州富岡駅で下車して、徒歩10分程で富岡製糸場に到着する。
前橋駅で、上信電鉄の往復乗車券(1580円)+富岡製糸場入場券(1000円)のセットが2140円(2015年9月現在)で購入出来る。
群馬ワンデー世界遺産パスを利用しているのでなければ、このセット券を購入した方が費用を抑えられるだろう。
群馬県北部のフリーきっぷ・1日乗車券・乗り放題きっぷ・・・フリーきっぷの「旅処」たびどこ
富岡しるくちゃんが可愛い
駅舎は綺麗
以下、富岡製糸場内で撮った写真。
ハイッ!以上で富岡製糸場の写真はおしまい。
たくさん撮った中でアップロードする写真を選んだというわけではなくて、本当に撮るものが無かった。
所要時間は1時間から1時間30分程あれば十分だと思う。
訪れた日が平日だったこともあるが、館内には老人の団体ツアー客しかいなかった。
入場料1000円もする(2015年4月に、500円から1000円への値上げが為された)割には、見るべきところが乏しい。
1000円もあれば、ソシャゲのガチャを2回回した方が射幸心を得られるだろう。
今は、世界遺産登録によってスパイク的な需要が発生しているだけで、あと半年か1年経てば、世界遺産登録前のような入場者数になりそうに思えた。
ちなみに、周囲の土産店や食事処も少なく、価格設定も下記例のような感じだったので、絶食を決めることにした。
②草津温泉
「草津よいとこ一度はおいで~」という湯もみ唄で有名な草津温泉にも実績解除の名目で行って来た。
JR前橋駅からJR吾妻線に乗り換えて、JR長野原草津口駅で下車する。
JR長野原草津口からは、JRバスに乗り換えて草津温泉に向かう(700円)
これは後から知ったことであるが、新宿から出ている草津温泉行きのバスに乗ると、片道3300円で草津温泉に行くことが出来る。
一方で、JR経由だと3024円(JR)+700円(JRバス)で片道3724円かかる。
青春18きっぷ期間以外は、新宿からバスで行った方がコスパが良さそうだ。
草津温泉に着くや否や、鼻腔を貫く硫黄の臭いに出迎えられることになる。
熱海や湯河原などの温泉街(笑)では得られることの無かった経験から、他の温泉地と草津温泉の違いを感じ取ることが出来た。
バスターミナルの目の前にある足湯(45℃くらいある)
湯畑
西の河原公園
温泉と川が混じりあっていた。
宿泊先は湯畑の目の前にあるホテル一井にした。
1泊朝夕食付きで14,500円(税込)と少し高めだが、館内に2種類の温泉があって良かった。
草津温泉には6つの源泉があるが、旅館ごとに引いている源泉の種類が異なっていたり、また旅行者が日帰り入浴で入れる源泉の場所や時間帯も限定されている。
この為、全ての泉質を堪能したい場合は、毎日異なる旅館に泊まるか、町民を装って町民専用の共同浴場に潜入するしか無さそうだった。
付近には素泊まり3-4000円で自炊可能な宿もあるので、1週間ぐらい滞在して、無料の共同浴場に入浴しにいくような生活をするのもアリだと思った。
湯畑に沈殿したものを乾燥させたものが、湯の花として土産屋で販売されている。
毎年4000個程しか取れないそうだが、たまたま土産屋で売られていたので1600円で購入した。
この湯の花をスプーン1,2杯分湯船に入れると、家でも草津温泉を味わえるので最高。
湯に浸かりながら、頭からバシャバシャと湯を浴びていると、頭から足のつま先まで硫黄の臭いが染み付いて翌日まで残るほどの濃度がある。
見かけた際には是非購入したい一品である。
以下、おまけ。
入園料1000円で(富岡製糸場と同じ金額なのに!)かなり楽しめてしまう場所なので、色々な生物が見たい人は行ってみることをお勧めしたい。