青春18きっぷで新潟に旅行した。
1日目:東京近辺~新潟駅
燕三条~新潟
西燕駅で途中下車して、この地域で有名な杭州飯店と王風珍のラーメンを食べに行った。
王風珍のラーメンの方が、杭州飯店と同じ値段で、具材が多く味も良かった。
しかしながら、杭州飯店の方が食べログ評価が高く、ミシュランガイドにも掲載されている。
おかしいのが自分の舌なのか世界なのかが分からなくなってしまった。
晩御飯は新潟駅周辺にあるいかの墨に行った。
安くは無いが、どの料理も美味かった。ノドグロが特に美味かった。
鶴齢 純米大吟醸も飲みやすくて良かった。
2日目:新潟駅~佐渡島~新潟駅
トキの森→廻転寿司弁慶→尖閣湾→佐渡金山の順番で回るべくルートを考えた。
本数が少ない公共バスを当てにすると、1回乗り過ごしただけで計画が破綻することが目に見えたので、今回はレンタサイクルを使うことにした。
走行距離70kmだが、電動ママチャリのおかげで肉体にかかる負荷は軽く、佐渡金山周辺の山道でも難は無かった。
6時に新潟港発→8時半に佐渡の両津港着。フェリーの料金は片道2380円
両津港にレンタサイクルの窓口があるので、ここで電動ママチャリを借りた。
3-4時間でバッテリーが切れるので、バッテリーオプションは付けた方がいい。((1日料金(1700円)+予備バッテリーオプション(200円)+保険オプション(300円)))
17時までにチャリを返却する必要があるので、各エリアでレンタサイクルを借りて、エリア間は公共バスで移動した方が人によってはいいかもしれない。
トキの森公園
観光客主体では無く、保護対象であるトキ主体の施設だった。
ここでは、トキさんを驚かせることがないように、20メートル離れた場所から撮影をしたり、マジックミラー越しにトキさんを観察させていただくことが出来る。
廻転寿司弁慶 佐渡本店
安くて美味いと地元民にも評判の回転寿司。
10時半の開店と同時に入店したので、客は自分だけだった。
佐渡産のネタを中心に注文した。
高級皿(本マグロの軍艦、ノドグロ、紅ズワイの軍艦)のネタが美味いのは当然だが、普通の皿(メダイ、ブリ軍艦、生タコ)のネタも素材の味がしっかりとしていて美味かった。
13皿分食べて3500円だったので、お得だと思う。
佐渡金山~尖閣湾
海が綺麗だった。
尖閣湾のボートに乗ると、ボートの底のガラスを通して海中の魚を見ることが出来るので大変良かった。遠路はるばるチャリを漕いで行く価値がある場所だった。
尖閣湾周辺の海に見とれていたせいで時間が足りなくなり、佐渡金山の観光は投げやりな感じになってしまった。
佐渡金山は学生時代に日本史を選択していた人にとっては面白い場所だと思う。
3日目:新潟駅~東京近辺
新潟駅近くにある今代司酒造やぽんしゅ館で酒を買った。
精米歩合が低い酒(40%以下)を飲んでおけば良い、と今まで思い込んでいたが、紆余曲折を経て、日本酒度が低い甘口の酒が自分の舌に合っていることに気が付いた。
今代司の花柳界という酒が手ごろな価格の割に美味かった。
越後鶴亀のワイン酵母仕込みの方が花柳界よりも日本酒度が低いが、花柳界の方が美味く感じたので日本酒度だけでは無い気もするが…
帰りは新潟駅から越後経由で吉田駅近くの隠れ家的喫茶店で、ハンバーグスパゲッティを食べようと思っていたが、ここで想定外のアクシデントが発生した。
越後線の線路内に撮影ドローンが落下し、線路立ち入りが発生したことで、路線ダイヤが狂い、私の計画も見直しを迫られた。撮り鉄に対するヘイトが高まった。
18きっぷだけで帰れなくなり新幹線に乗る、という事態だけは避けたかったので、渋々信越本線経由で帰った。
1本電車に乗り遅れただけで、2-3時間の乗り換え待ちが発生するのが18きっぷ旅行の醍醐味だ。長岡で食べたへぎ蕎麦は美味かった。
まとめ
新潟は海が綺麗で海鮮料理が美味くて良かった。
4:40東京駅発で11:30新潟駅着、15:00新潟駅発→22:00東京駅着という限界18きっぷ旅行も出来るので、あまり交通費は使いたくないけど新潟駅周辺で日本酒や海鮮を堪能したい!という人におすすめしたい。