都会在住のコスパ厨は基本的に外出しない。
外出しなくても、インターネットを通じて必要な物は調達可能であるし、コスパ厨は現実の店舗に向かうまでの交通費や、店舗人件費が加味された上での実売価格を非常に嫌う。
しかしながら、半年に1度の間隔でコスパ厨も多動的になることもある。
自宅近辺で気軽に楽しめそうな情報を検索していたところ、低コストで楽しめる潮干狩りというレジャーの存在を知った。
収穫した貝は2kgまで持ち帰り可能である事もコスパ厨達を強く魅了した。
(スーパーでは100gあたり100円もする)
このような過程で、"第1回潮干狩りオフ"が開催されるに至ったのだ。
第1回潮干狩りオフの参加者は私と殺害氏(8年くらい前にネットで知り合った人。同じ大学だったけど3回しか会ったこと無い)の2名だった。
都市圏には潮干狩りが出来る海岸が何か所か存在しているが、両名が自転車で移動可能(片道30kmくらいまでならカジュアルに漕ぐ)な場所という事で、川崎にある"東扇島東公園"が採択された。
潮干狩りオフ当日の干潮予定時刻を見ると、11時~13時半の時間帯が潮干狩りに適してるとのことだったので、12時現地集合ということにした。
……が、私が寝坊した為、実際には14時に潮干狩りオフが開催された。
14時に会場に到着した段階で、多くの家族連れが海岸でアサリを漁っていたり、早い人は網いっぱいにアサリを詰めて、家路に着こうとしていた。
(……完全に失敗した)
焦燥感に駆られながら、潮が満ちつつある砂浜を熊手で堀り始めた。
砂浜には貝の片割れは無数にあるが、中身の入っていそうな貝は、会場に先駆けていた家族連れに荒らし尽くされていた。
膝上まで海水に浸かり、2時間貝を漁り続けた結果が以下の通りである。
完全に失敗した。
この量をスーパーで買う場合30円くらいで買えるし、熊手などの道具の費用を考えると赤字だ。
この後は完全にやる気を無くして、浜辺に寄ってくる小魚の群れを追いかけていた。
このせいで財布が水没して札やカード類がズブ濡れになった。
17時前の段階で人も疎らになってきたので、我々も解散することにした。
アサリは5個しか取れなかったけど、一応持って帰るために洗おうとしたら、1つのアサリの殻がパカッと割れて、虚ろな中身が晒け出されてしまった。
嫌な予感がして、全部の中身を確かめてみたら、大変なことになった。
チーン(笑)
潮干狩りする場所までのコスト(交通費・時間)考えたら近所のスーパーであさり買ってきた方がよくないすか
— zekitter (@zekitter) May 18, 2014
体力もお金も時間も無駄にしただけの1日だった。
未就学女児の裸を見る機会はあったが、そういう貝を希望していたわけでは無い。
今回の敗因は、寝坊した事によって早く会場に着けなかった事によるものが大きい。
第2回潮干狩りオフまでに高速PDCAサイクルを回していきたい。
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